特定米国人及び米国法FATCA について

【特定米国人とは】

米国納税義務者から一定の要件に該当する者を除いた個人・法人をいいます。

【特定米国人に該当する例(報告対象)】
・米国市民
・米国居住者 (注)
・米国パートナーシップ
・米国法人
・米国財団
・米国信託 など
(注)
一般的に米国での滞在日数が183日以上の方をいいます。滞在日数の計算には、対象年度の滞在日数に加え、前年の日数の3分の1に相当する日数と前々年の日数の6 分の1に相当する日数も考慮されます。また、永住権所有者は米国居住者に含まれます。

【特定米国人に該当しない例(報告対象外)】
・米国上場法人
・米国政府
・米国非課税団体
・米国銀行 など

【米国法FATCA とは】

FATCA(「外国口座税務コンプライアンス法、Foreign Account Tax Compliance Act、」ファトカ)とは、米国納税者による米国外の金融機関等を利用した租税回避を防ぐ目的で、米国外の金融機関に対して、顧客が米国納税義務者であるかどうかを確認すること等を求める米国の法律です。